40歳女性。一対一専門のコネマラのウェストワーズとゴールウェイカルチュラルインスティテュートに計5週間の短期留学。
40歳 女性 マルチメディア制作
●Westward Language school 2001年5月19日〜6月1日(2週間)+2001年7月2日〜7月6日(1週間) ニチアイ注:現在休校中
●Galway Cultural language school 2001年6月4日〜6月15日(2週間)
7月28日〜8月24日
○飛行機代往復> IR£883+10 約126,000円
○授業料総計> IR£3231 約460,000円
○バックアップツアー旅行費> IR£538 約77000円
【総計(おこずかいその他含む】 IR£5100 ¥約73万円
●【目的】
(1)基本英会話の修得
(2)自分の作品の翻訳及び自分で英作文を書けるようにする。
(3)アイルランド旅行
●【選択した理由】
最初上記目的の(1)(2)を満たせば何処でもよかったのだが、偶然インターネットで見かけたニチアイさんの留学説明会に参加して、アイルランドは以前から歴史的にも音楽的にも興味がある国だったし(北アイルランドにも行って見たかった)、白人中心のキリスト教文化に触れてみる絶好のチャンスだと思った。
●『Westward Language school』
1)Man to Man 方式(個人レッスン中心)で、しかも他に逃げ場のない絶好の場所にあった。
2)学校のパンフレットを見た時、授業の中に「詩の表現」というのがあっり今回の留学目的にみごとに一致した。
●『Galway Cultural language school』
1)大きな学校のグループ授業にも参加していろいろな国の人と交流したかった。
2)Galwayという街でトラディショナルなアイリッシュ音楽とパブを満喫したかった。
●考えていた以上に私にとってアイルランドはフレンドリーで違和感のない国だったと思う。(治安はいいし音楽はいっぱいあるし食べ物もうまい!)
今回アイルランドは全くの初体験で、しかも長期ではなく54日間という中途半端な日数の留学の割りには、<個人レッスンおよびグループ学習という別の2つの学校>+<アイルランド音楽の堪能>+<アイルランド旅行も同時にしてしまおう>という貪欲な計画を立てたので、留学予算は割高な方と思うし、一カ所に最大連続2週間しか滞在できなかったという無念さは残るけど、逆にあちこち動いたせいで各所に友だちもでき、自分にとっては一日とて無駄のないホントに充実した54日間だった。今回選択した2つの学校や生活環境もあらかじめ目的を絞って選択したつもりなので予想以上に短い期間で順応できたし、今回の留学目的もほぼ達成できたと言える。おまけに2週間の南北アイルランド・バックパッキングツアーがホントに楽しくてすっかりアイルランドにはまってしまい、来年も(今度はもっと長期で)渡愛することをすでに決めてしまいました。来年は英語に加えてケルティッシュデザインとアイルランド楽器(ボーラン)に挑戦するぞ。!
●54日間の間移動が多かったので週末は移動日に当たることが多かったのだが、可能な限りエクスカーション(学校主催のドライブ)にも参加したし、スケジュールが合わない時は気のあった友だちと近くへバス旅行したり、一人のほほんとハイキングしてたので観光三昧(移動も散歩も観光の一つ)で過ごして時間を持て余すことは全くなかった。(期間が短いだけ効率よく観光できるよういろいろ知恵をしぼったのも楽しかった)
●一番困ったのは喫煙に関してです。私は結構ヘビーな喫煙ニンゲンなので、入学時あらかじめそのことは連絡しておいたのですが、学校で用意できるステイ可能なファミリーの関係で今回割り当てられたファミリーが2つとも禁煙のお家だったので結局外で吸うことになったのですが(それは別に構わない)、最初のファミリーでは夜中外に出ることがちょっと難しく、窓を開けて吸っていたのがばれてあやうく追い出されそうになったし、次のファミリーでもやっぱりちょっと肩身が狭かったです。?わかっちゃいるけどヤメラレナイですね〜)
●次に困ったのはアラン島に自分のクレジットカードを忘れてきてしまったこと。結局セーターを買ったお店の人がきちんと警察に届けておいてくれたので数日後には手元に届いたし、その時のホストマザーが親身になってあちこち電話してくれたりいろいろヘルプしてくれたので、アイルランドの人達の優しさに触れることができてこれは逆にとても良かった事といえます。
●これはアイルランドに限ったことではないが、勉強や旅行や生活全般全てに関して言えるのは、受け身じゃつまらないしもったいないということ。日本人の多くはお金を払えば相手がサービスするのが当然、いい環境は他人が与えてくれるものと考えがちのような気が多少するのだが、それじゃせっかく費やしたお金が半分以上死んでしまうと思う。
勉強に関してなら、英語検定合格とかアイルランド音楽やりたいとか具体的な目的がはっきりしてた方が英会話も身に付くと思うし、文学や歴史に興味あるとかパブで地元の人と交流したいとかアウトドア生活を満喫したいとか何でもいいから、自分の興味のある分野から入って行くのが英語の上達への一番の近道と思う。
(勉強でも遊びでもどこか楽しくなくちゃ。無理と我慢はそう長くは続かないでしょ?)
●具体的なアドヴァイスとして、
・ シャノン空港の夜は早いです。夜9:00前に到着する便だと両替所も売店も終わっているし、移動の為のタクシーを捕まえるのも非常にむずかしい。
・ 移動の為に必要なバスの時刻表はとりあえずGETしておくこと。辺鄙な場所に行く場合は特に注意。バスがなくて帰れなくなる怖れも!(有効期限のチェックも忘れずに)
・ 自転車はあった方が絶対いい。レンタルもあるが可能ならリーズナブルな中古自転車を購入するのがベスト。お店によっては返却すると半分お金を返してくれるとか...。
・ 夏の場合、虫除けスプレーはあった方がいい。場所にも寄るけど大都会以外は必須と思う。パテックスやトクホンのような湿布薬は現地で調達するのはムズカシイ。必要だと思ったら日本から持っていった方がいいと思う。
・ 北アイルランドに行く場合、アイルランドポンドはコインはもちろん、お札もほとんど(というより全く)使えません。UKポンドか米ドル、将来的にはユーロを用意しておく必要あり。同時にプリペイド式のテレフォンカードもアイルランドのものは使えないので注意。
・ その他、e-mailアドレス等を表記した自分用のカードを作っておくと(名刺の類い)帰国後もメル友になれて国際親善?にとても有効です。
●留学前も含め、現地での事務手続き等、本当にありがとうございました。多種雑多な手続きを最小人数でこなして居られるのには頭が下がりますというよりびっくりしました。
留学前のHP情報や留学後に送付いただいたニチアイ留学ニュースレターも現地でとても参考になりましたし、適宜のアドバイスや情報もとても役に立ちました。アイルランドに大量の日本人が押し寄せてきては欲しくないですが、ぜひ今後ともアイルランドと日本の親善の為に頑張ってください。
最後に生意気ですが、これらのノウハウや情報は、有料化に備えてデータベース化する必要がそろそろあるのでは?HPを広報の中心とする場合、ある程度の決まったフォーマットでデータベース化することが、有料無料を問わずノウハウの有効利用につながり、実際の広報作業量の軽減(効率化)にもなると思うので、全体としてのサービスの質の向上や今後のネットワーク化に大きく影響すると思います。(ナンテネ)
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