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アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--留学体験談

28歳女性。ブレイのATCとダブリンのUCDの後、最後に短期でイギリスのトットネスへ。

アイルランド留学経験者の感想
2002年10月終了者

 

1. 年齢、性別、留学前の職業

28歳  女  会社員

2.学校名及び期間

 ATC Language & Travel (2002 1月〜3月)
 UCD (2002 4月〜9月)
 Totnes European School (2002 10月)

3.予算(お小遣いを含む)

 300万円

4.留学の目的、及びなぜアイルランド(イギリス)を選んだか?

 スピーキングなどの苦手分野を補って総合的に英語力を上げる為・海外生活を体験する為
(アイルランドを選んだ理由)
 以前旅行で訪れて雰囲気が気に入った為。
(イギリスを選んだ理由)
 米語より英語の発音が好きな為

5.最終的にその学校を選んだ理由

 ATC: 郊外にある小規模校なので落ち着いて勉強できると思ったから。
 UCD: 整った自習設備やアカデミックな雰囲気の中真剣に勉強できると思ったから。
 Totnes: 環境を変えてイギリスに行ってみたかったので。また田園風景の広がる田舎での生活を体験してみたかったから。

6.学校及びステイ先とアイルランド(イギリス)での生活のついての感想

 UCD:集中して勉強したかったので約半年間、大学付属の語学学校に通いました。夏季以外は50〜60人くらいで思ったほどの大規模校ではなくちょうどよい規模でした。設備はかなり充実しており、ビデオやテープを使う自習施設や、各種英語検定用のテキスト類が揃った自習室、インターネットが使えるコンピュータが20台ほどあって、真剣に勉強したい人には最適な学校だと思います。
 先生方もほどよく厳しくて、テキスト以外の教材も、ニュース関連やアカデミックなものなど様々な分野から準備してくれます。授業の中心となるテキストもコース開始時に貸し出してくれて終了時に返却するシステムです。クラスは細かくレベル分けされているので、生徒間の競争意識もあってとてもいい環境でした。
 大きい食堂が利用できるので昼食の心配も不要でした。ジムもありますが、緑の多い広大なキャンパス内をぶらぶら歩くだけでよい運動ができて、学内アパートにいるときは友達とよく買い物がてらぶらぶらしてました。積極的に大学のクラブ活動に参加する留学生もいるので、アイリッシュの学生の中に入っていって現地の大学生生活を楽しむことも可能だと思います。
 夏季は2〜3週間のtermでヨーロッパ人留学生の団体が入れ替わり入ってきます。初めは落ち着いて勉強できなくなるのでは、などと心配になりましたが、実際はこの時期が私の留学生活で最も楽しい時期となりました。団体は学生に限らず同じ職場などの社会人の団体も多かったため、例えば教師の団体や医療関係の職場の団体など、普段日本でも接することがあまりない人達との勉強となり、大変おもしろかったです。さらにヨーロッパ各国の様々な社会背景や文化の違いによる考え方の違いなど、おもしろく、とても貴重なものを学ぶことができました。学内アパートでの滞在は夏季のみですが、オススメです。男女区別なく4人が1つのアパートで共同生活するのですが、食事は各自それぞれで、掃除は業者がやってくれるので特にお互い干渉することなく、夕食後に一緒にリビングでTVを見るくらいで、共同生活と言えど快適に過ごせます。夏季の学内イベント(BBQパーティなど)は夜遅くなることも多いので、アパートの方がなにかと便利です。
 UCDは確かに日本人が多いですが、私の場合特にそれが嫌だと感じたことはなかったです。自習室に詰め込みで勉強する生徒も多いので、少々日本の予備校的な雰囲気もあります。けれども、留学中のストレスは結構大きいですし、日本人に関係する情報(ビザ関連、旅行、日本語と英語の交換勉強会など)は貴重なものです。日本全国にアイルランド好き(?)な知り合いができるのもおもしろいことだと思います。英語に関しての悩みは日本人同士でないと理解できない事も多いので、英語に限らず悩み相談相手には日本人の友達は必要でした、私の場合ですが。
 学校周辺の環境ですが、ダブリンの中でも最も治安の良いエリアで、高級住宅地です。バスも頻繁に走っているのでかなり便利で快適な場所です。

 Totnes European School:Totnesという街も小さいのですが、学校もとても小さいアットホームなところでした。私がいた時はクラスが1つしかなくて、常にスタッフや先生が話しかけてくれました。初日からスタッフがみな私の名前を覚えてくれていたのには感激しました。学校は街のかわいいメイン通りにあって便利です。授業もとてもアットホームな感じでのんびり楽しく進みます。が、私は2週間の滞在予定でしかも留学最後の学校だったので少し焦ってしまい、結局途中で個人授業に切り替えました。支払う金額はそのままで授業の時間を短縮して個人授業に切り替えてもらったのですが、その相談をした直後に迅速に手配をしてくれて、その私の勝手な相談にも親身になって対応してくれたのにはとても感謝しています。スタッフはみな授業以外の事でも何でも相談にのってくれて本当に親身になって協力してくれます。ただこの学校に来るヨーロッパの生徒はほとんどがワーク・エクスペリエンスのために来ているようです。なので比較的短期間で学校を終えてすぐにイギリス南西部の仕事の派遣先に出て行ってしまいます。私はその事を知らなかったので、単純に英語を勉強しに行った私としては少々やりにくかったところもありました。
 Totnesの街はいわゆるイギリスの田園風景の中にあって、イギリスの田舎生活を体験するには最適です。ステイ先もわりと余裕のある家庭が多いみたいで、あまりビジネス的な感じはしなかったです。近くの隣町に美術学校があるせいか日本的なものやデザインも人気があって、千代紙などをあげると喜ばれます。交通機関は主に中距離バスですが、1時間以内でエクセターやトーキーなどの観光都市に行けるので週末はみな小旅行に出かけるようです。でも私にはそのきれいな田園風景の中散歩できる方がありがたかったので、おいしい空気を満喫しました。Totnesの周りにも小さい街(村?)がたくさんあって、特に何があるというわけではないですが、住宅地の中を馬に乗って歩いている人を見かける世界です。築何百年のコテージやパブなどもあっておもしろかったです。

7.週末の過ごし方

 ぶらぶら散歩することが多かったです。景色がきれいで気持ちいいので、日本での散歩と大違い。友達とカフェでお茶することも多かったです。特に遊びに行く場所が無いし車もないので、日本の週末に比べてだいぶのんびりしてました。

8.留学中困った事、及び良かった事

 困った事は特にありません。良かったことはやはり世界各国に友達ができたことです。また英語を話すことに対しての壁がだいぶ低くなったと思います。

9.その他感想又はこれから留学する人へのアドヴァイス

 アイルランドについては、留学前に思っていたよりも日本の生活に近い日常でした。日本で使っているものはほとんど手に入ると思いますので、普段の生活についてあまり心配する必要はないと思います。それよりお金に関することや、滞在許可関連については留学前にしっかり準備した方がいいと思います。日本のような親切丁寧なヘルプは無く、基本的に自分の責任で対処しなければいけないので。

10. ニチアイへの印象及び対応についての感想、ご意見

 ニチアイさんには大変お世話になりました。特に学校についての細かい情報はとても役に立ちました。ニチアイさんのホームページを見ていなかったら今回の留学の学校選びは全く違ったものになっていたと思います。おかげ様で個性のある小規模な語学学校に行けて楽しかったです。なにかとストレスのたまる留学中に送って頂いたニュースレターの日本語はとてもうれしくて楽しみでした。本当にありがとうございました。


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