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アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--FAQ

アイルランドに留学するにあたり、疑問点があれば、まずここからお探し下さい。

アイルランド留学に関する質問と回答

当社ではこれまで、留学希望者・相談者の皆様から、様々なご質問をいただきました。その大半は、多くの方から同じご質問をいただいたり、一般的にまとめて回答ができるものです。そこで、そのうち比較的多いものを中心に、良くあるなご質問とその回答を、ここでご紹介させていただきます。皆さんがお知りになりたい事も、いくつか含まれていると思います。どうぞご参考になさって下さい。

なお、当社では、このサイトの他、イギリス留学マルタ留学 のサイトでも、同じFAQのページを設けています。各質問の終わりに(U)の印があるものは、イギリスのFAQページ にも同一の質問と回答があるもので、(M)の印があるものは、マルタ留学のFAQページ にも同一の質問と回答があるものです。


Q1 留学に興味があるのですが、どのぐらい前に準備を始めれば良いのでしょうか?   一概には言えません。短期と長期では大きく違いますし、夏の繁忙期か冬の閑散期かによっても違います。それ以上に、留学実現に至る個人個人の事情も千差万別です。当社では、留学開始の2ヶ月ぐらい前には留学する意思を固めていただき、学校を決めて、入学願書を提出し、予約金をお支払いいただくことを推奨しております。但し、7〜8月に関しては、2ヶ月前では満員で入学できない学校もありますので、もう少し早めをお勧めしています。これは、それぐらいに申し込みをすればほぼ希望の学校に入ることができ、余裕を持って各種手続きができる、という意味での準備期間です。しかし、当然ながら、長期の方はそれに至るまでに、会社の退職や家族の説得から引越し等に至るまで、やることが山ほどあると思います。そういった事も全て含めて、長期留学の準備は1年前からスタート、とは良く言われます。これも人それぞれで、1年でも足りなかった人もいますし、2ヶ月前に急に思い立って長期留学に旅立って何の問題もなかった方もいらっしゃるので、一概には言えません。最短ではどうか、というと、1週間前に急に思い立って留学を実現した方もいらっしゃいます。学校に空きがあり、ステイ先がすぐ決まり、航空券が取れれば、これも可能は可能です。しかし、あまり直前の申し込みは各方面に迷惑をかけることもあります(特にステイ先探し)ので、手続き面に関していえば、2ヶ月前に正式な申し込み(願書の提出と予約金支払)ができるぐらいを目安に検討を開始していただければ良いと思います。


Q2 留学を検討したいので、資料を郵送していただけますか?   インターネット時代となって、ウェブ上で多くの情報を見ることができるようになりました。にもかかわらず、当社にはこのようなお問い合わせがしばしば入ります。当社では、留学一般についてを網羅した、印刷文書での情報は用意しておりません。提供できる情報はウェブに掲載しています。ですから、まずはこのウェブサイトをご一読なさって下さい。その上でご質問があれば、お問い合わせ下さい。当社だけではなく、最近では多くの学校が、印刷した学校案内書とウェブサイトを同一内容にしており、インターネットをされている方への資料郵送を省略しています。学校案内の印刷や航空郵便での郵送には、多大なコストがかかります。学校も当社も、このようにしてコスト削減に努めており、それは皆様方の留学費用の低減へつながっていることを、どうぞご理解下さい。従って、初期問い合わせ段階での資料送付は原則として行っておりません。なお、初期段階ではなく、具体的に学校が絞られた段階での対応については、次の Q3 をお読み下さい。


Q3 行きたい学校が決まったので、願書用紙が欲しいのですが? (U) (M)   実際に行きたい学校が決まった方へは、学校のお申込書(願書)をお送りしています。これは以前は郵送していましたが、現在はほとんどの学校について、添付ファイルまたはダウンロードによるサービスで対応させていただいています。これらは原則として当社サーバーに学校別に保管してありますが、一般の方に自由にダウンロードできる形を取っておりませんので、当社を通じて具体的に学校のお申し込みが決まった時点でご連絡下さい。ダウンロード方法をご案内させていただきます。また、同時にご希望の方へは、学校のPDF版のパンフレットやコースと料金表などの資料ダウンロードもご案内をさせていただきます。但し、これらは全ての学校について揃っているわけではありませんので、ご了承下さい。


Q4 留学したいのですが、どのぐらいお金が必要ですか?   勿論、行く学校やコースによって違います。各学校の授業料とホームステイ費は、語学学校案内 の各ページに書かれていますので、それを参考に計算して下さい。それ以外にお小遣いがどの程度必要か、というと、これは個人差が大きいので何とも言えませんが、本当に節約しようと思えば、必要なのは平日の昼食代ぐらいで、それもサンドイッチと紅茶で済ませれば、一日 EUR4 ぐらいで足りてしまいます。しかし実際は、友達ができれば一緒にパブに行ったり週末に旅行したりすることもあり、それらの一切を諦めて貧乏生活してまで留学するのもどうかと思います。そういう意味で、また多少の予備費も見込んで、大変大雑把ですが、飛行機代は別として、現地での授業料とステイ費・生活費・お小遣い等々を全て合わせて、1ヶ月当り、EUR1,250〜1,600 程度の予算を見ておけば、というのが、一応の目安です。勿論、学校やコースによっては、これでは足が出ますし、もっと安くあげる方法も色々とあることはあります。また、留学がまだ先の方は、為替の変動の可能性も見込んで下さい。実際のところ、ちょっとした授業料の値上げや生活費の節約よりは、為替の変動による影響の方がずっと大きいのが現実です。例えば、1998年8月は、IR£1=¥210前後でしたが、これが僅か2年後の2000年10月には、IR£1=¥120前後でした。この2年間で現地の授業料や物価が1割上がったとしても、日本円で考えると、後者の時期に来られた方は、前者の方の63%の費用で済んだことになります。


Q5 航空券はいつどのように手配したら良いのでしょうか? (U) (M)   航空券は基本的にはご自身で手配していただきます。どこで手配したら良いかわからない方は、信頼できる旅行会社をご紹介させていただきますのでご相談下さい。なお、日本とヨーロッパの航空便は、時期や便によっては結構混んでいます。先に語学学校の申込を済ませても、飛行機が取れなくて延期となる可能性もあります。逆に、先に航空券だけ押さえても、必ず行きたい学校にいつでも入学できるとは限りません。ですから、航空券の手配は、学校選定と並行して進めるのが良いでしょう。学校に関しては、行く学校や季節によって、ほぼいつでも入学可能な場合もあり、そうでない場合もありますので、ご希望の時期や学校によって、先に航空券を買ってしまっても大丈夫か、等のアドヴァイスをさせていただきます。


Q6 できるだけ安く留学したいのですが。 (U)   当社は、少しでも安く、充実した留学をしたいという皆様の応援をさせていただきます。恐らく、どの業者を使うよりも、そして自分で全て手続きをするよりも、当社をご利用いただくと一番安くあがると思います。それは、無駄な費用を少しでも省くために、国際送金のやり方から、飛行機・列車・バスの切符の買い方まで、アドヴァイスやお手伝いをさせていただくからです。しかしこれは、必要のないお金を使うことはない、という観点からのアドヴァイスです。それなら、学校は少しでも授業料の安いところを勧めているかというと、これはまた別問題です。学校に関しては、「安かろう悪かろう」という言葉は、例外も多々ありますが、「ある程度」は当たっています。ですから、授業料が2倍の学校でも、その方が英語が3倍伸びるのであれば、どちらへ行くのが良いか、といった発想も取り入れた上で、皆様方の期間や予算に応じてアドヴァイスをさせていただきます。従って、安い学校を紹介するだけが、安くて充実した留学を実現させるためのお手伝いではないことは、ご理解下さい。実際、安いからという理由だけで申し込んできた方が、現地に来てから思ったほど英語が伸びないことに気づいて、値段も高いけれどもその分質が高い(例えば少人数制の)学校に転校しているケースも多くなっています。


Q7 お金がないのでアルバイトしながら英語を勉強したいのですが?   2005年4月の法改正後の現在、日本人など、EU以外の国籍の語学留学生がアイルランドでアルバイトするためには、政府公認校で25週間以上、指定されたフルタイムコースを受講し、かつコースの最後に国際的に公認された語学試験を受験することが必要です。政府公認でない語学学校の学生や、25週間未満しか申し込んできていない短期留学生の場合、アルバイトは一切できません。アルバイトをされたい場合は、申し込み時にそういった点を十分留意して下さい。なお、法的にアルバイトができるといっても、アルバイトが簡単に見つかるかどうかは、また別問題で、実際、EU拡大や欧州経済危機などの影響で、現在のアイルランドで日本人留学生がアルバイト先を見つけることは、必ずしも容易ではありません。アルバイトが見つかる前提で、その収入を当てにしての予算計画を立てることは、かなりのリスクがあることも、合わせてご理解下さい。


Q8 英語を勉強するよりアイルランドの生活を楽しむために留学したいのですが、迷惑でしょうか?   真剣に英語力を伸ばすために留学を検討している人からみると、びっくりするような質問かもしれませんが、こういう考えで留学をされる方も、一定の割合でいらっしゃいます。基本的には、語学留学はお金さえ払えば誰でもできますし、それで他人に迷惑がかかるのでなければ本人の自由であり、やめろという理由は何もありません。どこでも自由に移り住める日本国内と違って、海外に長期滞在することは、ヴィザその他の問題から、誰でも簡単にできることではありません。その中にあって、語学留学は他の方法よりは簡単に、海外に合法的に長期滞在する手段と言えるでしょう。「一生に一度ぐらい、旅行ではなく、海外で生活してみたい。そのため語学留学という手段を選んだ」という方も、時々いらっしゃいます。それに、旅行でホテルを泊まり歩いて外食を続けることを考えると、留学+ホームステイでかかる費用は、さほど高くないのです。だから、アイルランドで生活することが主目的で、ついでに英語も多少伸びればなおよろしい、といったような考えで語学留学を選ぶことも、ご本人がそれで満足であれば、別段差し支えありません。ただ、真剣に英語の勉強に来ている日本人の中には、授業の後も日本人同士でも英語で会話するようにして、努力している方も大勢いらっしゃいます。現地ではそういう方の迷惑にならないよう、配慮してあげて下さい。


Q9 長期留学を考えているのですが、ヴィザはどうしたら良いのでしょうか?  日本国籍の方は、アイルランド滞在の目的や滞在期間の長短にかかわらず、アイルランドに入国・滞在するにあたっては、事前のヴィザ(査証)取得は必要ありません。長期留学の場合、アイルランド入国の際に、通常は1ヶ月または3ヶ月の滞在許可のスタンプがパスポートに捺されます。その後は現地に着いてから、管轄のイミグレーションオフィスへ行き、留学期間中の滞在許可を申請して下さい。何も問題なければ、その場で留学期間(授業料支払済期間)終了までの滞在許可を受けられます。これ以上の詳しいことは手続きの過程で、また現地到着後にアドヴァイスさせていただいておりますので、ご相談下さい。


Q10 アイルランドは入国審査が厳しいと聞いたので心配です。  ヨーロッパの他の国に比べると、確かにイギリスとアイルランドの入国審査は厳しいと言えるでしょう。けれども普通の留学や観光などの場合、大概の場合は簡単な質問一つ二つですぐ終わります。入国審査官にも色々な人がいますから、運が悪いとかなり突っ込まれることもありますが、それでもやましいところがなければ、最終的には入国できる筈です。けれども、中には入国拒否にあって強制送還させられたり、そこまでいかなくても別室で取調べを受けたりした日本人も少なからずいます。それにはそれなりの理由があったわけでしょうが、本人には不法就労等の悪いことをするつもりが全くなくても、書類の不備で問題になるケースもあります。ですからやはり「備えあれば憂いなし」。入学許可証、残高証明、帰国航空券、現地の滞在先、といった必要な書類や情報はしっかり手元に用意しておきましょう。実際にはそれらを殆ど見てさえもらえず、あっという間に済んでしまった、という結果になるケースも多いのですが、それは結果論。そうでない場合もあるので、これらの準備は無駄なことではありません。たまたま簡単に済んだ人の話だけを聞いてタカをくくっていたら、ひどい目にあった、というケースもありますので、十分ご注意下さい。


Q11 留学に興味があるのですが、年齢が高いので心配です。 (U) (M)   特に心配はありません。語学留学に年齢は関係ありません。実際、子供に手がかからなくなった主婦の方や、定年退職され自由のできた方などが、若い人に混じって楽しく留学している例がいくつもあります。語学留学は、初心者から上級者まで、自分のレベルにあった学校やコースを選ぶことができますので、年齢や学歴・経歴・経験などは関係ありません。ただ、学校や季節によって年齢の分布に特徴や傾向があり、比較的中高年の方が多い学校や、夏は10代の若者ばかりになる学校など、ある程度の傾向がありますので、当社では、そういった情報をもとに違和感のない留学ができるよう、アドヴァイスをさせていただいております。


Q12 留学したいのですが、家族が反対しています。 (U) (M)  当社では、このような個人や家庭の問題については立ち入りませんし、人生相談もいたしません。自立した大人の皆様は、ご自分が留学するかどうかについては、ご自身で決めて下さい。当社では、たとえご家族が反対されていることを知っていても、皆様自身が願書を提出し、予約金をお支払いいただいた場合は、原則として受理し、入学手続きを進めさせていただきます。ご家族の説得などは、皆様ご自身で行って下さい。但し、未成年の方については、ご両親等親権者の同意が必要で、同意を得られていない場合は、受理いたしません。これは次の Q13 をお読み下さい。


Q13 私は未成年なのですが、一人で留学しても大丈夫でしょうか?  日本の法律では満20歳に満たない者を未成年者としています。外国での成年の基準は国によっても異なりますが、当社では日本法に準じて、留学開始日現在満20歳に満たない方を未成年者として扱わせていただき、未成年者が留学される場合、ご両親等親権者より同意書の提出をお願いしております。様式自由、日本語または英語のどちらでも結構ですので、入学願書提出の際、一緒にお送り下さい。なお、同意書をご提出いただいて留学が実現した後は、当社では未成年であっても、基本的には成年の方と同等に扱わせていただき、未成年だからという理由で特別の計らいやサポートはいたしません。現地で個人のために特別のサポートが必要になった場合、当社ではかかる費用について実費を請求させていただくことがありますが、これについても、成年・未成年の区別はありません。基本的にはアイルランドは治安も良いですし、現地到着後は学校やステイ先がしっかりケアしてくれますので、高校生ぐらいでしたら一人で留学しても大丈夫だと思いますし、実際高校生で当社を通じて留学に来られた方も、少ないものの、いらっしゃいます。ただ、高校生ぐらいの年齢ですと、成熟度に個人差が大きいですので、基本的に当社があろうがなかろうが、一人で海外に出ても何とかやっていけそうかどうか、そのあたりは親権者の方にもご判断いただきたいと思います。20歳を過ぎていても、現地で泣き出してしまってどうしようもなくなり、中途で帰国したという話も聞いたことがありますし、中学生でもしっかり一人で頑張っていらっしゃって何一つ問題も起こさずにうまくやっている方もいらっしゃいます。なお当社では、ご本人の留学中、日本にいらっしゃる親権者の方と、延長代金のお支払い等の事務的な用件や、現地での様子の簡単なご報告程度でしたら、Eメールによる交信をさせていただいていますし、その程度でしたら特にサポート料等の費用はいただいておりません。


Q14 お勧めの学校を教えて下さい。   ただ漠然とこのようなご質問をいただいても、当社としても途方に暮れるばかりです。全ての人に共通してお勧めできる学校など、ありません。学校にはそれぞれ個性や特色があります。そして、留学される皆様にも個性があり、目的や希望や予算があるでしょう。大きくて賑やかな学校で沢山ヨーロッパ人の友達を作って楽しく過ごして会話を伸ばしたい人もいれば、小人数で静かな学校で落ち着いてじっくり勉強したい人もいます。牛と羊しかいない田舎に行ったら3日で飽きてしまう人もいれば、人と車の多い大都会ダブリンでは頭痛を起こす人もいます。ですから、まず皆さんが今度の留学で何を重視したいのか、自分の性格などを考えてどんな学校が向いていると思うのか、どんな所に滞在してみたいのか、ある程度、皆様のご希望をお知らせ下さい。けれども、初めて留学される方は、まずそのあたりからして実感が沸かず、よくわからない、という事も多いようです。そういう方は、まず過去に留学された方の 留学体験談 をできるだけ沢山読んで、ある程度のイメージをつかむことをお勧めします。実際、学校選びというのはなかなか難しいことです。殆どの方が満足した良い学校でも、人によっては合わない、という事例には、当社もしばしば遭遇しています。それに、当たる先生によって、またその時にたまたまどんなクラスメートがいるかによって、印象も雰囲気も変わりますから、前に行って良かった人の話を信じて行っても、同じではないこともしばしばあります。最終的にはそういった運にも左右されますが、一般的にある程度固定した校風はありますので、やはり事前の情報収集はしっかりした方が良いでしょう。


Q15 日本人の少ない学校を教えて下さい。   これは非常に多い質問ですし、特にアイルランドを留学先に選ぶ方は、この点を重視する人が多いようですが、お答えするのはかなり難しいです。学生の国籍別割合は、短期の間にも大きく変動します。少し前の体験談で「日本人が少なかった」と読んで、それに惹かれて行ってみたら日本人だらけだった、という話は珍しくありません。また、日本の大手出版社の留学ガイドなどに日本人が少ないという情報が載ると、その翌年はその学校に日本人が激増する、というケースもしばしばあります。また、日本人の場合、アイルランドでは学生ヴィザを事前取得する必要もないため、最初は短期で申し込んで、その後転校を繰り返しながら長期滞在することも、それほど難しくありません。ですから現地で頻繁に転校する方も結構いらっしゃいます。そういう方は、日本から手続きする方に比べて割と直前に次の学校を決めますので、当社が日本から手続きする方に「今現在日本人が非常に少ない」とアドヴァイスしたにもかかわらず、それからわずか2ヶ月後、その方がアイルランドに着いた頃には、もうその噂を聞きつけた現地転校組の日本人が何人もいた、というケースもありました。ですからこれに関しては、今現在の情報は提供できますが、先のことはわからないと思った方がよいでしょう。なお、それとは別の問題ですが、日本人が多い学校というのは、悪い学校ではなく、日本人向きの、日本人にとって居心地の良い学校、という場合も多いです。現地で延長される方は、日本人が多いデメリット以上により多くのメリットをその学校に感じているからこそ延長するわけで、その結果、日本人が多くなっているわけです。逆に、常に日本人が少ない学校は、もしかしたら平均的な日本人には向かない学校なのかもしれません。日本人の少ない所を探す気持ちは良くわかりますが、日本人比率にはそういう側面もあることを、頭の隅に入れておいて下さい。


Q16 政府公認でない学校に行っても大丈夫なのでしょうか?   アイルランド政府公認の学校とは、アイルランド政府教育庁(Department of Education)という公的機関が、英語を教えるための学校として公式に認可している学校のことです。実際の認可活動や管理は、ACELS (The Advisory Council for English Language Schools) という機関が委託を受けて実施しています。学校が政府公認を受けるためには、一定期間の実績があること、資格のある教師が教えていることなど、様々な要件があり、加えて教室の温度から窓の開き方、非常口に至るまで、基準に沿って検査が行われています。政府(実際はACELS職員)は、公認校を検査のため定期的に訪問しており、その結果如何では、一旦公認された学校でも、その後公認を取り消されることがあります。このため、公認を受けた学校は、それを一つの水準として宣伝に利用するとともに、それを維持するための努力を常に行っています。従って、公認の学校であれば、一応安心してお勧めできるという面はあります。しかし当社では、公認でない学校(例えば新しい学校)であっても、訪問して経営者と面談した結果、信頼でき、日本人留学生の方に満足していただけると思われる学校については、提携し、留学生を送り続けてきています。特に、公認校と二校以上に行かれた方に聞いてみますと、非公認の学校には、若々しさやひたむきさ、熱意が一層感じられて、むしろ公認校より良かった、といった感想も見られます。ただ、公認校で何か大きなトラブルがあった場合や、パンフレットに書いてあることより悪い条件を受けた場合(例えばクラス最大人数より多いクラスに入れられた等)などは、政府教育庁に苦情を持ちこむことができ、そこでそれなりの対応も期待できますが、非公認の学校については、そこへ行った人が全面的にリスクを負うのが大原則で、政府機関は取り合ってくれません。当社も、過去の留学生のコメントや最近の学校訪問の様子などの情報はできるだけ提供いたしますが、最終的には選んで行かれる方の自己責任ということになりますので、特に非公認の学校を選ばれる方は、その点、ご留意下さい。また、非公認の学校が何故非公認であるか、それにもかかわらず当社が提携している理由は何か、といった点に関しては、学校選定の段階で興味のある方に、ある程度参考情報として提供させていただきます。


Q17 会話重視の学校を教えて下さい。 (U) (M)   日本人は一般的に言って、ヨーロッパ人に比べて文法知識は上だけど、会話力が弱い、と言えます。これは受験英語のせいもあれば、平均的日本人の性格面も影響しているようです。それゆえ、机の上での勉強は日本でもできるので、会話力を伸ばすために現地に留学しよう、という人が多いのは当然のことです。そのため、会話重視の学校を、という質問が後を絶ちません。しかし、お答えするのは簡単ではありません。極論を言えば、会話のみを勉強したければ、個人レッスンしかありません。グループでの一般英語コースは、色々な国の色々な人の要望を平均し、総合的な英語力をアップさせるためのカリキュラムになっています。日本人は会話が弱いからといって、会話ばかりをやるわけにはいかないのです。文法をきっちり学びたいというヨーロッパ人も少なくありません。それでも、ある程度会話をきちんとやってくれる学校というのは、ないわけではありません。特に、クラス最大人数の少ない学校の閑散期は、かなりその時の学生の個々の希望を取り入れてくれますので、狙い目でしょう。しかし、会話力の上達は、それよりは留学生本人の心構え次第という面の方がずっと大きいです。せっかく語学留学で現地に滞在しているのですから、授業後も日本人以外の友達を作って英語で会話するように心がけ、またホームステイ先でも自分から積極的に会話していくことで、会話力は徐々に伸びていくはずです。留学のメリットは、授業で習ったことをその後の自由時間に即、実践で活かせることです。それをしないで、授業後はいつも日本人と日本語で会話していたり、日本語ノートパソコンを持ってきて毎晩長時間日本語でメールを書いていたりしたのでは、極端に言えば、日本で英語学校に通うのと変わりません。会話を伸ばすには、常に会話をしようという心構えが一番大事です。それに、会話は文法と違って一夜漬けが効きません。そういった点を考慮した上で、校風や国籍バランス、クラス最大人数などを考慮して学校を選んで下さい。勿論当社でもできるだけのアドヴァイスはさせていただきます。


Q18 現地での学校の延長や転校は簡単にできるのでしょうか?   基本的には難しくありません。但し、いつでも自由に好きなだけ、というわけにはいかない場合があります。その一番の理由は滞在許可です。原則として現地イミグレーションでの滞在許可の延長は3ヶ月単位で行う必要があります。1ヶ月だけ学校の延長手続きをしてその領収書を持ってイミグレーションに行ったら、最低3ヶ月申し込んでこないと駄目だと言って追い返された、という事例は数多くあります。しかし、こういった規則の運用にはあまり統一性がなく、地域によっても、当たる担当官によっても違ったりすることがあり、要するに運の善し悪しにも左右されます。それから、当然のことですが、延長や転校をしたくても、あまり直前ですと、満員である等の学校側の事情でできない場合があります。特に混雑する夏はそういうケースが良くあります。いずれにしても、この点は現地にて当社へご相談下さい。実際、当社にはこの件で毎日のように留学生の方から電話がかかってきています。


Q19 アイルランドの気候と服装は?   簡単に言えば、夏以外は常に、東京の冬ぐらいの服装を準備してきて下さい。夏だけの短期の方も、最低、薄手のセーターかカーディガン程度は必須で、半袖だけで過ごすことはきついでしょう。夏と冬の気温差が小さいので、冬でも重装備は不要で、冬の北海道に流氷を見に行くような準備は必要ありません。あとは年間を通じて雨がよく降ります。一日中しとしとと降ることはまずなくて、ちょっと雨宿りをしていればすぐ止んでしまうことが多いのですが、それでも雨への備えは必要です。風が強い日も多く、そうすると傘は役に立ちません。フード付きのジャケットなどが良いでしょう。それから、アイルランド人の体感温度は日本人と違うようで、室内温度が日本の家より低めです。ですから、家にもよりますが、ホームステイ先の家の中が寒く感じられることがよくあります。家にいる時の服装を日本より厚めに考えておいた方が良いでしょう。なお、アイルランドの中でも、多少の地域差はありますが、基本的に、上の記述はどの地域に行く人にも当てはまります。しいて言えば、北より南の方がやや暖かく、東より西の方が雨が多い傾向があります。また、海沿いや、遮るもののない田舎の方が、風が強いです。都市の中でも海に面したゴールウェイなどは、冬は海からの風が冷たいので、実際の気温より寒く感じるでしょう。


Q20 アイルランドの治安はどうなのでしょうか?   アイルランドの治安は、概してとても良好です。特にダブリンを除く地方都市や田舎は、ヨーロッパでも有数の治安の良さで知られており、安心して住むことができます。勿論、常に最低限の注意を怠らないことは言うまでもありませんが、他の欧米の大都市のように神経質になる必要はありません。現地の人は、若い女性でも夜中に平気で一人歩きしていますが、勝手のわからない日本人留学生は、原則それは避けましょう。そのような常識的な注意を忘れなければ、快適な留学生活が楽しめます。また、アイルランドを知らない人がよく勘違いする、IRAによるテロについても、共和国では昔からあまり起きておらず、現在ではほぼ皆無です。かつてテロが頻繁に起きていたのは、大多数が北アイルランドで、その次に多かったのは、ロンドンやマンチェスターなど英国本土の都市です。テロが心配でアイルランド共和国に行けない人は、その何倍も可能性の高いロンドンなど、行くのはもってのほか、ということになるでしょう。それほどアイルランド共和国はテロとは縁の薄い場所です。


Q21 アイルランド英語にはなまりがあるのではないでしょうか?   結論からいうと、心配ありません。これまで留学された多くの方が、この点は語学力向上のために特に障害にならなかったとコメントしています。どこの国、どこの地方にもなまりはあり、勿論、アイルランドにも地方によって独特のなまりはあります。しかし、例えばイギリスの地方都市に比べてなまりがひどいか、といえば、そういう事はありません。語学学校では通常、各地出身の先生を取り混ぜるようにして、様々な英語に触れられるようにも配慮しています。


Q22 ニチアイを通じて留学したいのですが、まず何をしたら良いのですか?  とりあえずお気軽にメールを下さい。そしてメールで留学相談を進め、候補となる学校を絞っていきましょう。どんな留学をしたいのか、希望する時期と期間・予算等、あなたのご希望をお聞かせ下さい。それに合わせてお勧めできる学校をいくつかご紹介しますし、付随する情報(最近の日本人の割合など)も提供させていただきます。そしていよいよ決まったら、入学願書を取り寄せて記入して郵送し、予約金または登録料を支払って、という風に、留学実現に向けてご相談しながら一歩一歩進めていくことになるわけです。ニチアイは、アイルランドに関しては誰にも負けない情報の蓄積があります。ですからそれらを十分活用して行く学校を決めましょう。但し、最終的に決断するのは、勿論、留学される皆様自身です。


Q23 ニチアイの斡旋手数料は何故無料なのですか? (U) (M)   これをご理解いただくためには、業界の内情を説明しなければならないのですが、簡単にご説明します。ニチアイは学生を送りこむごとに、語学学校から紹介料をもらっています。これはニチアイだけでなく、世界中の他の斡旋業者も皆、同額同率を一律にもらっています。語学学校というビジネスは、世界中から留学生を集めることによって経営が成り立つわけですから、語学学校は世界中の斡旋業者とのパイプを最も大切にします。紹介料というのはそのために出来上がった、語学留学ビジネス一般に共通な、世界的なシステムなのです。(と言っても、こういった仕組みは別に語学留学に限ったことではなく、色々なところで見られます。例えば旅行代理店を通じた航空券の販売なども結局は同じようなものです。)それに加えてお客さんから別途、上乗せ斡旋手数料等の費用をいただくかどうかはその業者次第で、ヨーロッパの業者はそれを取っていない所も多いようですが、日本では取るのが半ば常識になっているようです。ニチアイは、皆様から上乗せ斡旋手数料をいただくことなく、ヨーロッパ式に、徹底的なコスト削減により運営しています。家賃の高い日本の大都市にオフィスを構えたりせず、インターネット中心にマーケティングをしているからこそ、成り立つと言えるかもしれません。いずれにしても現在のところ、多くの方がニチアイを利用して留学して下さっていますので、もとより大儲けはしていませんが、健全経営です。どうぞご安心下さい。


Q24 ニチアイはいくらでも無料で情報を提供してくれるのですか? (U) (M)   こういう質問が時たま来ますと、当社スタッフも苦笑せざるを得ません。言うまでもなく、当社に質問だけ沢山繰り返したあげく、当社を通じて留学しない、という方ばかりでは、当社のこの事業は成り立ちません。かといって、一度でもメールを出したら当社を通じて留学しなければならない、などと脅すつもりはありません。このあたりは皆様方の良識にお任せしています。目安としまして、大体3〜4往復程度のメールのやりとりをすれば、当社のサービスが信頼でき、当社を通じて留学する価値があるかどうか、判断できると思います。その結果、当社を利用するのを止めるのであれば、残念ですが仕方ありません。但し、止めると決めた後は当社への質問はご遠慮いただきたいと思います。


Q25 ニチアイは現地では何をしてくれるのですか?   ニチアイは、皆様の現地到着後は、できるだけ現地の英語の環境に早く積極的に慣れていただくことが、皆様の英語力上達にもプラスになる、という基本的な考え方を持って業務を運営しております。そのため、海外旅行ツアーの現地係員のように、日本語で手取り足取り、何から何までのお世話をするようなことはいたしません。しかし、折角近くまでいらしているのに、ずっと知らん振りをするわけでもなく、現実にはごく短期の方を除き、当社スタッフは大半の方と現地でお会いしています。時には日本語でないとニュアンスの伝わらないような込み入った相談が生じることもあり、そんな時は現地事情に詳しい当社スタッフがお力になれると思います。また、現地での延長や転校に関しても、各学校の最新情報を誰よりも持っていますので、そういう必要なことについては、到着後もお気軽にご相談下さい。当社では、皆様がいざという時も安心してアイルランドに滞在できるよう、できる限りの配慮をさせていただきます。なお、現地での連絡は、直接お会いする場合を除けば、主に電話やEメールで行っています。


Q26 現地でインターネットをやりたいのですが?   当社を通じて留学される方の大多数は、日常的にインターネットを利用されている方です。そのため当然ながら、留学中も継続してインターネットやEメールを利用したいという方が多くなっています。現地でインターネットをやる主な方法としては、(1)「学校のパソコンを使う」 (2)「街のインターネットカフェを利用する」 (3)「自分でノートパソコンを持参する」 の3つがあると思います。このうち、(1)については、最近は学校も、学生用にこういう設備を充実させる傾向にあり、多くの学校で利用できるようになってきています。但し、当然ながら日本語は利用できません。また、学校の宣伝文句ではそうなっていても、実際はいつも混んでいたり、パソコンの機種が古かったり、有料で値段が高かったり、一人一回当たりの利用可能時間が短すぎたり、パソコンがウィルスにやられていたり、その他様々な理由で、必ずしも留学生が満足して使っているとは限りません。そういう留学生が良く利用しているのが、(2)です。アイルランドでは、かなり小さな町でも、一つぐらいインターネットカフェがありますし、また主要都市のカフェには、一部のパソコンに日本語OSがインストールされている所も増えています。最後に(3)ですが、少し前までは、パソコンを持参されても、インターネットに接続する場所がなかなかなかったのが、最近はその面での環境がかなり整ってきました。但し、ホームステイ先でのインターネットについては、実際には利用できる家も増えているものの、学校としては、依然として、インターネット環境の約束や保証はできないというスタンスです。当社では最近、インターネット用ワイヤレスモデム・レンタル のサービスを開始いたしました。とりあえず常にインターネットができる環境をご希望であれば、値段やサービス内容を考えるとこれが最も優れた方法と思いますので、どうぞご利用下さい。その他、コークの当社オフィスにて、格安で日本語インターネットが利用できますし、ご自分のノートパソコンを持参して接続することも可能ですので、ご利用下さい。


Q27 ホームステイだけの手配もできるのでしょうか?   当社では、語学学校へ通わないでホームステイだけをされたい場合のステイ先の手配は行っておりません。最近のアイルランドではホームステイ先が年々不足ぎみになっており、語学学校も留学生のために良いステイ先を確保することにかなり苦労しています。従って、ホームステイだけの手配はかなり困難です。しかし、アイルランドにはB&B (Bed and Breakfast) と呼ばれる、一般家庭を利用した廉価な宿泊施設が多数あり、ここに宿泊すればホームステイにやや近い体験ができると思います。B&Bは日本からでも電話・ファックス・Eメール等で予約ができますので、当社サイトの 総合リンク集 中の アイルランド・イギリス 渡航・旅行・生活情報サイト をご参照の上、ご自分で手配なさって下さい。なお、アパートメント については、語学学校手配を伴わない宿泊だけの手配も承っています。


Q28 ホームステイ先選定に当たり、希望は出せるのでしょうか? (U) (M)   良いホームステイ先に当たるかどうかは、留学生活を大きく左右します。しかし現実、ステイ先も色々あり、余り贅沢を言うことはできません。その中で、多くの語学学校の入学願書に、ホームステイ先の希望として、喫煙・禁煙や、子供の有無、ペットの有無などの希望を書く欄があります。そういう特定の欄がなくても、ステイ先に対する希望を文章で書く欄があれば、そういう事(例えば「小さい子供のいない家が良い」等)は書いていただいて構いません。しかし、それ以上に余り贅沢で特殊な要望を書くのは考え物ですし、場合によってはわがままと取られかねません。ホームステイはあくまで、他人の家に居候するわけですし、その家の慣習などに従い、海外の一般家庭での日常生活を通じてその国の文化の一片を習得するのが基本です。自分の日本での生活を100%そのまま持ってくるのではないかと思えるような希望を出したり、また健康上や宗教上の理由もなさそうな特殊な要求を数多く出したりするのは、慎むべきでしょう。なお、学校からの距離(徒歩圏内が良い等々)については、地域や学校や時期によっては、ある程度考慮してもらえますので、まず当社にご相談下さい。


Q29 ホームステイ先へはいつから入居できるのでしょうか?   通常、学校の授業は月曜日に開始しますので、その前の土曜または日曜にホームステイ先に到着するのが標準です。ホームステイ費も週単位となっており、一週間とは7泊8日です。従って、土曜到着の土曜出発か、日曜到着の日曜出発のいずれかで日程を立てていただくのが一番です。(日本から最初に来られる時は、長旅と時差による疲れ等を考慮して、できれば日曜よりは土曜に到着されることをお勧めします。)しかし、夏の繁忙期以外は殆どの学校が、日割り計算で追加料金を払うことにより延泊を認めていますので、多少早く着いたり、終わっても数日滞在したりしたい場合、申込の際にそういった希望を申し出て下さい。但し、夏休みの繁忙期はステイ先が不足ぎみになるため、応じられない場合も多くなっていますので、ご了承下さい。それから、ホームテュイションの場合は、先生の家にステイしますが、定員1名のため、前の学生が日曜まで滞在している場合、次の学生が土曜に到着すると、1泊が重なってしまいます。そういった事情の場合、ご相談の上、日曜到着や土曜出発をお願いする場合もありますので、ご了承下さい。


Q30 ホームステイ先はいつ決まるのでしょうか? (U) (M)   一概に言えません。学校によってもステイ先探しのやり方が違いますし、タイミングの問題もあるので、早いこともあれば、ギリギリにならないと決まらないこともあります。時々、早く申し込んだのに決まるのが遅い、と不満に感じる方がいらっしゃるのですが、それはもしかしたら、学校が良いステイ先が空くのを待ってくれているのかもしれません。現地で延長する学生もいるので、今、誰かが滞在している家を、あまり早くに次の人のために押さえることは必ずしもできないのです。また、短期の方もしばしばギリギリになることがあります。これは、学校が、なるべく間を空けたくないというステイ先と良い関係を保つため、短期の人をうまくスキマに入れようと調整する結果、長期の人を配分して、そのスキマに最後に短期の人を埋めていくことになるためです。そういう色々な事情があるため、申し込んだ翌日に決まる人もいれば、早く申し込んでも出発ギリギリになる人もいることを、どうぞご理解下さい。


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