アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--ワーキングホリデー--ワーホリ体験談

21歳女性。ゴールウェイで最初に語学学校へ通ってホームステイをした後、シェアハウス生活でいくつかの仕事やボランティアを体験した方のワーキングホリデー体験談です。

アイルランド・ワーキングホリデー経験者の感想
2024年3月～2025年2月・ゴールウェイ

１．年齢・性別・渡航前の職業

　21歳
　女
　大学4年次

２．滞在の概略について

2-1. アイルランド滞在期間

　２０２４年３月１６日～２０２５年２月２５日

2-2. 学校に行った期間とかかった費用

　ゴールウェイ Bridge Mills 4週間授業料14万、ホームステイ16万

2-3. 仕事をした期間と得た収入

　ハウスキーパー：期間2か月　収入1か月平均1000ユーロ
　カフェ：期間６か月　収入１か月平均1600ユーロ

2-4. アイルランドでの旅行・習い事・文化交流・ボランティアなど、学校と仕事以外の主な活動内容

　休日はケルト遺産巡り（ニューグレンジ・モナスターボイスなど）やお城巡り
　Ceili（ケーリー）アイリッシュダンスクラブin Galway　週に一度
　パブでのセッションへの参加 in Galway　週に二日

３．住居について

3-1. アイルランドで住んだ場所・タイプと家賃（滞在費）

　・ホームステイ（ゴールウェイ）　１か月　家賃16万
　・Workawayを使ったホームステイ兼ボランティア
　① ティペラリー2週間 ② コーク１か月　どちらも滞在費無料
　・シェアハウス（ゴールウェイ）　9か月　家賃平均8万～10万

3-2. 住居を探すのに使った方法・情報源

　・Workawayのサイト
　・Facebook

3-3. 住居探しで苦労したこと、コツなど

　・Facebookの「Accommodation hunter」や「Galway accommodation」などと検索し、色んなグループチャットに参加して部屋を探しているということを投稿すると、大家さんが返事をくれたりするので見つかりやすい。でも詐欺がとっても多い。ので、見極めてお金をすぐ渡したりしない、必ず内見することが大事。
　・語学学校の友達たちに家を探していることを言いふらす。すると、空き部屋の情報が入ってくることがある。

3-4. 住んでいる間に困ったこと、トラブルなど

　・ホームステイ先では、洗濯を月に2回しか、させてもらえなくて困った。日本人のように毎日洋服を取り換える文化がないので、それでも洗濯をしてくれとお願いする強いメンタルを持つか、現地で安い洋服・下着を多めに買う。

3-5. 住んでみての感想、良かった点など

　他人と一緒に暮らすホームステイを三度経験してみて、ホームステイは当たり外れがあるとよく言われるように、一緒に暮らすのが大変だと思う家庭が多かった。
　でも「洗濯物は全くしてくれないが作ってくれるご飯は割と美味しいからいいか」など、若干諦めると同時に、相手に自分の当たり前を求めず、自分が受け入れる心を持てたことが自分を大きく成長させてくれたと思う。

４．仕事について

4-1. アイルランドでした仕事の内容、差し支えなければ時給ないし収入額も

　日本食レストラン（ウェイトレス）　2週間　時給12.7ユーロ
　ハウスキーパー（B＆Bの掃除）　2か月　時給12.7ユーロ
　地元のカフェ（バリスタ・ウェイトレス）　6か月　時給12.7ユーロ

4-2. 仕事を探すのに使った方法・情報源

　方法：直接店にCV（履歴書）配り
　情報源：町の求人が出ているサイト、店に張り付けられている求人ポスター、indeed

4-3. 仕事探しで苦労したこと、コツなど

　初め英語力がそこまで無いにも関わらず飲食店の特にウェイトレス志望にこだわっていたため全く雇ってもらえる兆しがなかった。接客はやはりある程度英語力がないと難しい。
　ハウスキーパーやキッチンポーターなどの語学力があまり必要でないものは雇ってもらいやすいが、人と話す機会が少ないのでモチベーション向上にはつながりにくい。
　Indeedなどのネットからの職探しは一件も成功しなかったため、粘り強くCVを何十件も配り続けるのが一番かもしれない。CVを配るときには必ずマネージャーを呼び、とにかく笑顔で、何でもやります！と伝えいい印象を与えることが大事。

4-4. 仕事している間に困ったこと、トラブルなど

　・日本食レストランは自分への扱いがひどくこれでは楽しく働けないと思いすぐにやめ、ハウスキーパーはベッドメイキングと掃除で人と話す機会がなかったので悲しかった。

4-5. 仕事を通じて得られたもの、思い出など

　・仕事探しの経験が一番自分を成長させてくれたと思う。雇ってもらえるまでひたすらCVを配り続けることは簡単ではないが、何事にも粘り強くなるメンタルが鍛えられた。
　・良くない職場環境にいたとき素早く自分の勘と心に従って辞める判断能力も培われた。最終的にいい仲間と環境に恵まれたカフェで仕事ができたので、自分に合った仕事が見つかるまで諦めなくてよかったと思う。

５．ワーキングホリデーを振り返ってみての感想や反省。また、これからアイルランドへワーキングホリデーで行く人へのアドバイス

　アイルランドで過ごした日々は今までの人生で一番自分の心と向き合えた一年間でした。
　知り合いもおらず、すぐには帰れない場所に自分を置き、生活し仕事をしたことはつらい時もあったけれど二度と得られない貴重な経験でした。アイルランドの音楽を現地の人と演奏してみたいという夢を持って向かい、右往左往しながらも人脈を増やし、ついにパブで彼らとセッションできたときは達成感で溢れました。
　これからアイルランドへワーホリに行く人へ、アイルランドの特に夏はとても美しく、アイルランド人はとても親切で温かいです。一度だけのアイルランドで一年間生活できる特権を最大限に使って楽しんでほしいと思います。