34歳女性。1ヶ月の短期留学で、英語教師宅ホームステイとコークの大規模校に2週間ずつ滞在。
34 歳、女、専門職
English in Tipperary 2008 年4 月、2 週間
Cork Language Centre International 2008 年4 月、2 週間
Tipperary にいる間は週末の旅行に2 万くらい使いあとは携帯電話代のみ
Cork ではアパートメントのため食費、週末の旅行代(3 万くらい)と携帯代、お土産代などあとは帰りの寄り道旅行のホテル代、食費などが10万はかかった
留学の目的;
仕事を一時的に辞めることが決まり、普段できないこと、時間をかけた旅行をしようと思った。旅行だと移動し続けて落ち着かないのと、現地の人と何らかの関わりを持ちたかったこと、英語を磨きたかったこと、以前から留学に興味があったことが理由。
アイルランドを選んだ理由;
ヨーロッパに興味があり、イギリスは都会過ぎて治安と物価高が心配だった。マルタは全く知らない国だったので考えなかった。アイルランドはギネスも好きだし国民がフレンドリーで一人行動をするのに治安も良いようなので決めた。
English in Tipperary;
体験談が良いことばかり書いてあったから。またアイルランドも初めてで、英語にも生活にも自信がなかったため、まずはマンツーマンで少しでも現地の生活(英語にも)に慣れたほうがよいかと思ったから。
Cork Language Centre International;
大きすぎない都市での生活をしてみたかったためCork を選び、その中の学校では体験談でクラスがいろいろあり自分に合うレベルに入れるかと思ったから。
English in Tipperary;
私はMary 先生のみの2週間だった。
午前中は授業(初日にテキストを決めて、リスニング、スピーキング、ライティングがメイン。宿題が出る日もあった)、昼食後は近所を飼い犬とともに散歩したり、部屋で宿題したり、先生の買い物について行ったり。夕食後は家族とテレビを観たり先生と会話していた。週末が一度あったので、先生の勧めでGalway
へ旅行に行きアラン諸島へ行った。先生宅で馬、羊、牛を飼育しているため馬の出産も初めて見ることができた。平日は1日モハーへピクニックに行ったこともあった。
どちらかというと午前の授業の中でというよりも、生活の中で会話をして英語を学ぶという感じだった。先生は日本人慣れしているという点でも安心。
Cork Language Centre International;
午前中は10 人くらいのクラスでテキストに沿って授業。ペアワークやグループワークがほとんど。初日はレベルテストがあり、途中から授業に参加した。
私はadvancedクラスに入り、1 週目は日本人がほかに一人いてドイツ人が最も多く、ほかはスイス、オランダ、イタリア、スペイン、韓国など。レベルテストは易しく感じたが、実際のadvanncedクラスの授業はかなり私には厳しかった。まず先生の話し方は全く普段どおりではないかと思うくらい速くて聞き取れないし、ほかの外国人のなまりある話し方も聞き取れない。そしてまともな文章で自分の意見を話すことができなかった。よほどレベルを変えようか悩んだが、テキストは読めばわからないわけではないのでなんとか2週間変えなかった。
聞き取りは2週目のほうがやはり慣れてきたように思う。スピーキングは2週間程度では全く上達しなかった。私の感想では早めに上級クラスに上がってきた人と最大の時間をかけてやっと上がってきた人は少しレベルが違う気がした。(早い人のほうがちゃんと話せてものも知っているような気がした)
午後のクラスもとっていたが、ディスカッションで自分の意見を話せず、1週間で断念してしまった。午後クラスに関しては先生にレベルダウンを相談したが、下げると簡単すぎると思うといわれ、変更しなかったものの、私の話が下手なためほかの生徒がちゃんと聞いてくれないのがなんだか辛くて途中でやめてしまった。1週ごとに先生も変わるためがんばればよかったのかもしれないが・・。けれど他の学生の話を聞くと、試験対策でない普通の午後のクラスはいまひとつ・・・のようだった。初級の午後クラスはゲームばかりのようだった。
午前のテキストの復習もちゃんとやるとかなり時間がかかるし、午後の授業料の価値があるのかは何とも言えないと思う。かなり話せてディスカッションの練習をしたい人にはよいのかもしれない。
近辺へ旅行した。Cork からはキラーニーへ行ったがとてもよかった。
困ったこと;
Cork では民間のアパートメントをシェアしたが、そのアパートメントの部屋が3畳あるかというくらい狭いうえに、居間に面して自室のドアがあったため、常に居間を横切ってトイレに行かなければならなかったり、何よりも居間を占領しているスペイン人たちのどんちゃん騒ぎが常軌を逸していてうるさすぎて耳栓したりipod
して過ごしていた。注意すると一瞬だけおさまるがすぐ復活。ほかの部屋の住人も私の部屋にいたことがあるようで、そのときは耐えられなかったと言っていた。台所もあり得ない散らかしようでいつも1枚も使える皿がなかった。
耐えられず3日でニチアイさんに電話してアパートを変えられなければホステルに泊まりたいと相談すると、不動産業者に連絡していただき、ちょうど空きが出たためまもなく移動することができて本当によかった!!2軒目のアパートメントは部屋も4畳半くらいになり住人がまとも?だったため静かで快適に過ごせた。(もうあの最初のアパートの1階の部屋は契約として無理だと思う・・・)
良かったこと;
いろいろと度胸がついた。世界(の一部)を知った。30代の他国の生徒は仕事のスキルアップを本気で狙って一生懸命勉強していて刺激になった。またスイスの大学生は授業の半分を英語で受けなければならないとかで上手だった。
そして授業の半分以上があらゆるトピックについて自分の考えを話さなければならないもので、英語が話せない以前に、そういうトピック(政治、経済、倫理問題など)について自分がいかに知らないか、考えたことがないかを思い知らされた。
4週間とはいえ行く前より英語を聞くのに慣れた。宿やツアーの予約電話ができるようになった(行く前は電話で英語なんてかなりびびってた)。
アドバイス;
学校のクラスはすべての分野で自分にぴったりというのはなかなかないと思うので、留学の目的にもよりますが自分の滞在期間をふまえて、頑張ってそのクラスについていくか、レベルダウンして心の負担を減らすかを決められるといいと思います。
アパートメントについてはクラスメイトの話を聞いても、学校のアパートメントですら騒音やら台所に洗い物が溜まりまくってすぐ使えないとかの問題はあるようです。こればかりは住人の当たりはずれがあるのでしょう。ホームステイのほうがそういう問題は少ないのかも知れません。
ニチアイさんには留学前の手続きなど滞りなくしていただき助かりました。空港でそろえておいたほうがいい書類も全部そろえていたために入国審査が短くて済みました。(私の前の韓国人留学生は何も準備していなかったようで30 分以上時間がかかっていました)
ニチアイ Nichiai Ltd
87 South Mall, Cork, Ireland.
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