27歳男性。コークで語学学校へ通い、その後はレストランのキッチンでフルタイム就労し、文化交流や旅行も楽しんだ方の体験談です。
27歳 男 理学療法士
2-1. アイルランド滞在期間
2018年4月21日~2019年3月13日
2-2. 学校に行った期間とかかった費用
Cork English World 3ヵ月
授業料25万8000円
ホームステイ9万4500円 (1ヶ月間のみ)2-3. 仕事をした期間と得た収入
2018年8月~2019年3月
収入1ヵ月平均17万円(時給9.5ユーロ、フルタイム)
ホリデー休暇あり、取得しない場合はボーナス扱いで給料として換金2-4. アイルランドでの旅行・習い事・文化交流・ボランティアなど、学校と仕事以外の主な活動内容
・アイルランド国内旅行
キラーニー、クリフオブモハー、キンセール、コーヴ、ゴールウェイなど
・アイルランド国外
ドイツ、オランダ、スイス、フランス、ベルギー、スペイン
・文化交流
語学学校時代は多国籍料理パーティー、パブなど。バイト時代はバースデーパーティー、ラテンパーティー、ランチなど。通年としてアイルランドやヨーロッパ圏のフラットメイトと交流
3-1. アイルランドで住んだ場所・タイプと家賃(滞在費)
Cork、シェアハウス、家賃500ユーロ(妻と同居)
3-2. 住居を探すのに使った方法・情報源
Daftというアプリ。直接オーナーにメールor電話していました。
また語学学校の友人の紹介など3-3. 住居探しで苦労したこと、コツなど
メールを送っても返信がないことが多々あった。電話するも、早くて聞き取りづらくアポイントをとることに苦労しました。
コツとして勇気を出してどんどん電話することだと思います。結局これが一番連絡が取れる手段でした。あとは単語をなんとか聞き取って、部屋の内覧にこぎつけます。3-4. 住んでいる間に困ったこと、トラブルなど
・部屋がやや汚い、古い
・食器を片付けない
・トイレ、シャワーのタイミングが被る
・掃除してもすぐ汚くなる3-5. 住んでみての感想、良かった点など
全体的にはシェアハウスで良かったと思います。アイルランド人や他国の生活習慣に直接触れられますし、仲良くなれば一緒にご飯を食べたり飲みに行ったりすることもあり、とても良い文化交流となります。また、日本人として当たり前のことが欧州では全く当たり前ではないことにショックを受けますが、逆にそれを受け入れることができれば生きる上での許容範囲が広がると思います。
4-1. アイルランドでした仕事の内容、差し支えなければ時給ないし収入額も
レストランのキッチン、時給9.5ユーロ、週に35~40時間、週休二日シフト制
4-2. 仕事を探すのに使った方法・情報源
Indeedというアプリ
語学学校の友人の紹介
直接店にCVの手渡し4-3. 仕事探しで苦労したこと、コツなど
・メールでは返信が来ない
・店にCVを出しても返事が来ない(オンライン、手渡し合計40件くらい提出しました)
コツは職の幅を広げて探すことが良いと感じました。探し始めた当初はカフェに限定して探していたりしていましたが、徐々にレストラン、ホテルなど、幅を広げて探していきました。
また、根気も必要だと思います。決まらないために焦ったり心配になり、返信も来ないため悲しい気持ちになることが多々ありました。しかし慌てず根気よくバイト探しをしていると電話が来るようになります。4-4. 仕事している間に困ったこと、トラブルなど
英語が聞き取れない、通じない、日本での仕事の常識が通じないことです。
自分の英語の拙さに加え、多国籍の職場のために各国によってアクセントやイントネーションも違いコミュニケーションが困難な時期がありました。
また、日本人に比べて仕事は雑な印象でした。少なくとも私の職場では正確さよりも早さが重視されていたので、日本人の良さは役に立ちませんでした。4-5. 仕事を通じて得られたもの、思い出など
とにかく良い同僚に恵まれました。店自体が多国籍に人を雇っていたので、仕事中に色んな文化について意見を交わしたり、議論をすることができました。休みの日には同僚の家で自国の伝統料理を振舞ってもらったり、ランチをしたりと、日本ではできないコミュニティーを持てたことは大きかったと思います。
ワーキングホリデーとしてアイルランドに来ることができ大変満足しております。
理由としては、異なった文化圏で「生活」ができたことです。ただの旅行ではなく、ただの語学留学でもなく、自分の手で稼いで、自力で生活をすることができたのは何にも代え難い経験だと思いました。例えば、仕事を始める際には自力で労働許可証を取得しに行かなければなりませんし、それに付随して銀行も開設しなければなりません。そのためには、口頭での英語でのやり取りや、英文でのメールの文書作成、英語の書類の確認など、よりリアルな英語での意思疎通が必要です。これには私自身大変苦労しました。しかし、今思えばそれこそが英語圏で生活する醍醐味であり、本当の意味でその土地に根付いて生活することだと感じました。またシェアハウスではその土地の人と同じ立場で生活をすることで、旅行するよりも格段にリアルに感じる物が出てきますし、苦労も多い分、得られた経験はきっとこれからの人生の貴重な財産になると思います。 アドバイスといたしましては、留学するかどうかで迷ってる段階であれば海外に出てみる選択肢を取ってほしいと思います。その上でワーキングホリデーで来ることをぜひおすすめしたいと思います。またアイルランドでのワーキングホリデーが既に決まっている方に関しては、ワーキングホリデーでやりたいことを明確にし、あとは流れに身を任せて思う存分に楽しむことをおすすめしたいです。仕事ばかりではなく、ヨーロッパの国であれば日本からよりも格段に安く旅行できますのでそれだけでも来る価値はあると思います。
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