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アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--現地アイルランドで--各種プリペイドカードの貸し出し

ニチアイでは、ロンドンやアイルランド主要都市の交通機関に安く乗車できる、便利なIC乗車券の貸し出しサービスを実施しています。

各種プリペイドカードの貸し出し
(システム・料金案内)

ニチアイでは、留学や ワーキングホリデー でアイルランドに滞在される皆様の短期旅行の便宜を図るため、アイルランド主要都市とロンドン都市圏の交通機関で利用できるプリペイドICカードの貸し出しサービスを実施しています。

目次

  1. 概要
  2. ご利用資格
  3. ご利用方法
  4. リープ・カード
  5. オイスター・カード
  6. その他のカード
  7. プライバシーについてのお断り

1. 概要

日本でも、首都圏のSuica、PASMO、関西圏のICOCA、PiTaPa をはじめ、北海道から九州まで、各地でIC乗車券が急速に普及しています。今やご存じない方もいらっしゃらないでしょう。

ヨーロッパも事情は同じですが、日本と大きく違う点は、ヨーロッパでは、ICカード利用によって、運賃自体が安くなるのが一般的であるという点です。特にロンドンは顕著で、乗る区間や時刻にもよりますが、半額以下になることも珍しくありません。

他方で、日本同様、カードの購入自体に費用がかかりますので、これが一種の初期投資となり、短期の訪問では割に合いません。日本同様、使わなくなったカードを一定条件のもとで払い戻しできるシステムはありますが、旅行の最後に面倒な手続きが必要になります。

そこでニチアイでは、当社がこれらのカードを保有し、当社を通じて留学中の方や、ワーキングホリデー・サポート・プログラム をご利用の方へ、貸し出しするサービスを実施しております。いただく費用は実際に乗車して使った分だけですので、純粋にお得です。

当社では、アイルランドの都市圏(ダブリン・コークなど)の市内交通機関(鉄道・バス・路面電車)に乗車できる、リープ・カードロンドン の鉄道、地下鉄やバスなどに乗車できる、オイスター・カード の2種類を複数枚所有しており、貸し出しサービスを実施しております。その他随時、ヨーロッパの都市で利用できるICカードをお貸しできる場合がありますので、旅行前にご相談・ご確認下さい。

2. ご利用資格

このサービスは、ニチアイを通じて留学中の方(サービス期間内の方)及び、ワーキングホリデー・サポート・プログラム をご利用中の方に限りご利用いただけます。それ以外の方はご利用いただけませんのでご了承下さい。

このサービスは、サービス自体は無料のため、いつでも利用できることを保証するものではありません。在庫するカードが全部貸し出し中の場合など、稀にご利用いただけない場合もあります。

このサービスは、短期滞在の方や、短期で旅行に行かれる方を対象としています。そのため、最長貸し出し期間は4週間とさせていただきます。それより長く現地に滞在される方は、ご自身でお買い求めいただくことをお勧めいたします。

3. ご利用方法

貸し出し・返却の場所は、原則として当社オフィスとなります。各地でのミーティングにタイミングが合えば、その際お持ちし、ミーティングの場所で貸し出しや返却を行うこともできます。 郵送での貸し出しをご希望の方は、郵送料を別途ご負担いただきます。

カード貸し出しの際に、カード代金+トップアップされているカードの残高をいただきます。カードを返却いただいた際に、カード代金+トップアップされているカードの残高をチェックし、使用分を精算いたします。

例:アイルランドのリープ・カードの場合:

どちらにしても、皆様は、最終的にカードを当社へご返却いただければ、実際にカードを使って乗車した分の運賃分を支払うだけで、それ以外の費用負担はありません。なお、カードを紛失した場合等、カードを再利用可能な状態でお返しいただけない場合は、お預かりした代金は返却いたしません。また、当社の事前の了解なしに、4週間を超えて保有された場合は、当社は受取・返金を拒否する権利を有します。4週間以内に返却できなくなった場合は、必ずご連絡下さい。また、返却されずそのまま保有されたい場合、原則として要望には応じさせていただきますが、当社の方で返却予定を前提に次の使用・貸出予定を立てていることもありますので、必ずご連絡をお願いいたします。(この点は、生活用品の貸し出しとは考え方が若干異なりますのでご理解下さい。)

4. リープ・カード

リープ・カードは、ダブリンコークゴールウェイリムリックウォーターフォードの5大都市圏の市内交通機関全般で利用できる、アイルランドのIC乗車券です。日本と違い、現金や駅窓口・券売機での切符に比べてかなり安くなるのが特徴です。例えば、ダブリンの路面電車「ルアス」の1ゾーンは、停留所の券売機で切符を買うと、2.10ユーロですが、リープ・カードを使えば、1.54ユーロと、26%以上も安くなっています。(2019年1月現在)

貸し出し時にカードと引き換えにお預かりする料金は、カードデポジット 5ユーロ+Travel Credit 残高です。

使い方は、日本のIC乗車券と大体同じです。乗車する前に駅の自動改札機にタッチして入場し、下車する際、駅の自動改札機にタッチして出場して下さい。バスは乗車時のみのタッチで、均一運賃でない場合は、運転手に行先を言って該当区間運賃を差し引いてもらいます。ルアスは、乗車前に、停留所にあるカードリーダーにタッチし、降車時にもタッチする必要があります。降車時にタッチを忘れると、自動的に最長区間の運賃を差し引かれてしまいますので、ご注意下さい。

いずれの都市も、市内とその近郊の短距離移動時のみ使えます。ブレイはダブリンではありませんが、ダブリン都市圏に組み込まれていますので、ブレイ町内のみならず、ブレイとダブリンとの行き来にも使えます。コーク〜ダブリン間の乗車などの長距離区間では使えませんからご注意下さい。

残高が足りなくなったら、駅・停留所の自動券売機か窓口で追加購入をして下さい。

カード返却時、当社にてインターネットで残高を確認できます。それによって、過不足分を精算させていただきます。万が一のトラブルに備えて、利用履歴を控えておくことをお勧めいたします。

なお、著しく大きな金額を残しての返却は、ご遠慮下さい。(目安として25ユーロ程度までにお願いします)

外部リンク:リープ・カード

5. オイスター・カード

オイスター・カードは、ロンドン都市圏の、観光バスやタクシー等を除く、ほぼ全ての公共交通機関で利用できる、ICカードです。当初は地下鉄とバスだけでしたが、今はゾーン内(1〜9ゾーン)のほぼ全てのブリティッシュレール でも利用できます。

貸し出し時にカードと引き換えにお預かりする料金は、カードデポジット 5ポンド+Travel Credit 残高です。

ユーロでの貸し出しと精算も可能で、その場合は、ニチアイ為替レート表 に基づいて換算したユーロの金額でのお支払い・返金になります。なお、返却時の返金をポンドでご希望されても、当社にポンドの小銭がなく、全額ちょうどをポンドでお返しできない場合があります。その場合は、全額または一部がユーロでの返金となりますことをご了承下さい。

運賃はかなり安くなります。例えば、ロンドン都心のゾーン1内で地下鉄に乗車する場合、通常運賃は実に 4.90ポンド(たった1駅でも)します。しかし、オイスター・カードの場合は、半額以下の2.40ポンドです。(2019年1月現在)

さらに、デイリー・キャップと呼ばれる一日乗車券機能が自動でついています。つまり、利用金額が一日乗車券の料金の金額を超えると、その日はそれ以上何度乗っても差し引かれません。

使い方は、日本のIC乗車券と大体同じです。乗車する前に駅の自動改札機にタッチして入場し、下車する際、駅の自動改札機にタッチして出場して下さい。バスは均一料金のため、乗車時のみのタッチでOKです。トラムも均一料金のため、乗車前に、停留所にあるカードリーダーにタッチして下さい。ダブリンと異なり、降車時にはタッチしません。降車時にタッチしてしまうと、その停留所から新たに乗車したものとみなされ、新たな運賃が差し引かれてしまいますからご注意下さい。

残高が足りなくなったら、駅・停留所の自動券売機か窓口で追加購入をして下さい。

カード返却時は、インターネットで残高を確認できます。それによって、過不足分を精算させていただきます。万が一のトラブルに備えて、利用履歴を控えておくことをお勧めいたします。

なお、著しく大きな金額を残しての返却は、ご遠慮下さい。(目安として25ポンド程度までにお願いします)

外部リンク:オイスター・カード

6. その他のカード

例えばスペインのマドリッド地下鉄では、IC乗車券以外の1回券の、いわゆる紙の切符は既に廃止されてしまっています。そのため、短期の訪問で地下鉄に1回しか乗らない場合でも、カードのデポジットを含む高額の切符を買わされます。しかもマドリッド専用で、他都市でも使えません。一度ICカードを入手すれば、二度目からは運賃分だけの追加で乗れるというわけです。こういう所でやむを得ず買ってしまったヨーロッパ各地のICカードが、当社に在庫している場合がありますので、旅行前に念の為お尋ね下さい。

なお、日本のICカード(スイカ)も持ち合わせていますが、インターネットでの利用履歴確認ができないカードであることと、一時帰国される方のほとんどがご自身でもお持ちであろうという点、さらに日本の場合はカードで乗ってもほとんど安くならないという点も考慮し、こちらは原則として貸し出しはいたしておりません。

7. プライバシーについてのお断り

アイルランドとロンドンのカードに関しては、返却時にオンラインで残高を確認できますので、それをもとに精算いたします。ということは、当社の方で利用履歴を見ることができるということです。 積極的に閲覧はしませんし、もとより誰がいつどこで電車に乗った、といった情報を社外に漏らすことはありません(犯罪捜査等公的機関からの要請があった場合は除く)が、当社社員がそういう情報にアクセス可能であるという点はご理解いただき、それが不都合である場合は、このサービスのご利用はお控え下さい。

オンラインによる照会でわかる情報は、ロンドンの場合は、乗車駅・降車駅と日時が、バスの場合はバス路線番号と日時がわかります。アイルランドの場合は、バス(Dublin Bus または、Bus Eireann の区別はわかります)、鉄道、ルアスなどの種別とタッチした日時はわかりますが、具体的な駅名や路線番号などは、出てきません。例えば、アイルランドの鉄道に乗ったこと(駅でタッチしたこと)とその日時はわかりますが、コーク〜コーヴ線に乗ったのか、ダブリンのDARTに乗ったのか、まではわからないし、具体的な駅名もわからない、ということです。

逆に、利用履歴を保管されたい方は、返却時にお申し出下さい。該当部分をPDFプリントして差し上げます。




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87 South Mall, Cork, Ireland.
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